南アフリカへの行き方&エアライン
時はさかのぼり2015年夏、南アフリカに旅行に行ってきました。
見どころとしては、
などで、大自然を肌で感じる旅です。
行き方
空の玄関口は最大都市ヨハネスブルグですが、ダウンタウンの治安が相当悪いと聞いている*2ので、今回は観光せず乗り継ぎ拠点として利用することにしました。
日本からの直行便はなく*3、行き方としては大きく分けて次のようなルートがあります。
①香港経由
②東南アジア経由(シンガポール、バンコクなど)
③中東経由(ドーハ、ドバイ、イスタンブールなど)
④ヨーロッパ経由(ロンドン、フランクフルト、アムステルダム、パリなど)
⑤オーストラリア経由
どれが一番効率的か?
東京を中心とした正距方位図法の地図でルートを描いてみました。
東南アジア経由と微妙な差ですが、香港経由がいちばん直線に近いルートです。
香港~ヨハネスブルグ間を飛んでいるエアラインは、キャセイパシフィック航空と南アフリカ航空の2社。加盟アライアンスは、キャセイパシフィックがOne World、南アフリカ航空がStar Allianceなので、ANAマイラーの私は迷わず南アフリカ航空を選択しました。*4
ちなみに、キャセイパシフィックの香港~ヨハネスブルグ便はJALがコードシェアしていますので、JALマイラーの方はJAL便名で予約するとFLY ONポイントがJAL便扱いで獲得できます。
一方、デルタ航空をはじめとするSky Teamのマイラーの方は、効率の良いルートが無く悩みどころです。
長距離移動を覚悟でエールフランスのパリ経由やKLMのアムステルダム経由を利用するか、あるいは乗り継ぎ回数と時間を犠牲にして大韓航空やケニア航空でソウル・バンコク・ナイロビと乗り継ぐか、といった選択になります。デルタ航空でアトランタ経由という"裏ワザ"もありますが、運賃との相談です。
南アフリカ航空
アフリカ最大規模のエアラインで、ヨーロッパやアメリカへの長距離便も積極的に飛ばしています。昔はバンコク経由で関西にも飛ばしていましたが現在は日本に来ておらず、香港がアジアで唯一の就航先なので、日本~香港間は他社便で移動することになります。Star AllianceならANA一択です。
香港~ヨハネスブルグの所要時間は12時間半。機材はA340-300でした。南アフリカ航空は大半の長距離便をA340で運航しています。この機種、離陸時の加速が他の機種よりも緩いような感じがしてちゃんと飛び立つのか不安になります。
写真が手元にない(日本に置いてきてしまいました汗)ので申し訳ないですが、
機内はきれいだったし食事も美味しかったので、アメリカのエアラインよりもサービスレベルは上だと感じました。
ヨハネスブルグは赤道からの距離は那覇とほぼ同じですが標高1700mにあるので、日本の夏・南半球の冬に行く場合は結構寒いです。要対策です。
また、ヨハネスブルグで国内線に乗り継ぐ際はいったん預け荷物を引き取って通関し、乗り継ぎカウンターで改めて預けるというアメリカ的な手続きになります。このとき一時的にセキュリティエリアの外に出るので、念のため置き引きやスリには警戒を強めた方がいいです。