ARNYUKI

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生真面目マイラー参上

旅行とエアラインが大好きな機械系エンジニアのブログです。2016、2017年度ANAプラチナ。SFC取得。2018年度JALサファイア&JGCに向けて色々計画中。

ANAの「詰め込み座席」はこの路線! 〜2017年夏スケジュール〜


2017年3月26日からの夏スケジュールに合わせて情報更新しました(2017.1.31)


JALは2013年から新間隔エコノミーと称して座席幅・前後間隔に余裕を持たせたSKY SUITE機材を就航させています。まだ私は乗ったことがないのですが、「足元が思った以上に広くて快適」などと口コミ評価が非常に高いのでいつか乗ってみたいところです。

国際線 新仕様機材 JAL SKY SUITE (Welcome New Sky) - JAL



一方のANAはというと、ファーストやビジネスはJALと競うように快適シートを導入していますが、プレミアムエコノミーはJALより席が少なめ、エコノミーも席を詰め込んで、少しでも有償旅客を増やしたい=収益を増やしたいという魂胆が見えます。

今回は“詰め込み機材”という呼び声の高い国際線用の機種に絞って、その過密配置っぷりや割り当て路線をまとめます。旅行や出張の際の便チョイスに活用してみてください。

なお、本記事は2016年12月1日2017年4月1日出発便を基準にまとめています。臨時に機材変更される可能性がありますのでご注意ください。



ボーイング777-300ER

座席配置の異なる3タイプがあります。いずれもファーストとプレミアムエコノミーあり。ファーストクラスがあるのは現状この機種だけです。777では、エコノミーは横9列がメーカー標準の座席数なのですが、264席タイプは横10列という国内線同様の過密配置です。最近はこの機種の新規製造分の約70%が横10列との情報もあります。みんな考えることは同じということですね。

エコノミーのシート幅についてはANAの公式データが見当たらなかったので、以下のブログを参考に数値を丸めました。(こんど実際に測ってみようかな~)

http://cx902.com/archives/high_density.html


212席タイプ 250席タイプ 264席タイプ
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シート幅 約44cm
前後間隔 約86cm
シート幅 約44cm
前後間隔 約86cm
シート幅 約40cm
前後間隔 約86cm
成田・羽田~ニューヨーク
羽田~フランクフルト(※)
羽田~ロンドン
成田~ワシントンDC
羽田~ロサンゼルス
成田・羽田~シカゴ
成田~シンガポール(★)
羽田~フランクフルト(※)

1機はBB-8 JET
成田~サンフランシスコ
成田~ロサンゼルス
成田~ヒューストン


※羽田0:50発NH203/フランクフルト11:30発NH204 が212席タイプ
 羽田11:30発NH223/フランクフルト20:45発NH224 が250席タイプ。

★成田18:05発NH801/シンガポール6:00発NH802 が本機材。


212席と250席の違いはビジネスとエコノミーの配分です。ビジネス路線に投入している215席タイプはエコノミーのエリアが後ろ3分の1ぐらいしか無いんですね。

250席と264席はファースト・ビジネス・プレエコの席数は同じでエコノミーが横9列か10列かだけの違いです。ビジネス・観光・乗り継ぎのすべてにおいて需要旺盛なロサンゼルスのような行先には264席タイプを投入しているようです。私の住んでいるサンフランシスコにも264席タイプが乗り入れていますが、とにかく狭い!最近はプラチナ資格の力でプレミアムエコノミー(シート幅49cm)に変更することがほとんどです。

エコノミーが横9列の場合、航空会社によって3-3-3と分けたり2-5-2と分けたりするのが一般的です。一方のANAは2-4-3というユニークな分け方。様々な人数のグループに対応するためのアイデアだそうです。

ちなみにJALはこの機材を244人乗りにしています(ファースト8、ビジネス49、プレエコ40、エコノミー147)。これに比べるとANAはビジネス多め(52または68)、プレエコ少なめ(24)、エコノミー多め(112、166、180)になっています。



ボーイング787-8

この機種は2タイプあり、240席タイプにはプレミアムエコノミーがありません。 初期の機材ではエコノミーは横8列だったのですが、最近はすべて横9列に換装されています。もともとメーカー標準は横8列なはずなのに、世界中ほぼすべての航空会社は横9列にしています。私の知る限り横8列を今でも続けているのはJALだけだと思います。

169席タイプ 240席タイプ
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シート幅 約40cm
前後間隔 約79cm
シート幅 約40cm
前後間隔 約79cm
成田~サンノゼ
成田~ブリュッセル
成田~デュッセルドルフ(※)
成田~シンガポール(■)
成田~メキシコシティー
成田~ホノルル(★)
成田~プノンペン
成田・羽田~クアラルンプール(△)
成田~ジャカルタ
羽田~ハノイ
成田・羽田~マニラ(△)
成田〜バンコク(●)
成田〜ホーチミンシティ(□)
羽田~ソウル(3便とも)
羽田~台北(松山)(2便とも)
成田・羽田~北京(*)
成田~大連(◆)
成田・羽田~上海(浦東)(▲)
羽田~上海(虹橋)
羽田~香港(+)


787-9の新造機が相次いで納入される予定のため、以下のように途中の機材変更が多くなっています。ごちゃごちゃしててすいません・・・


※4月28日からは787-9(215席)に変更予定。

■成田17:00発NH803/シンガポール0:35発NH804 が本機材。日によっては777-300(264席)で運航。

★成田18:40発NH184/ホノルル9:30発NH183 が本機材。9月1日から787-9(246席)に変更予定。

△羽田〜マニラは7月24日から、羽田〜クアラルンプールは8月1日から、787-9(246席)に変更予定。

●成田18:20発NH805/バンコク6:50発NH806 が本機材に変更される予定(5月1日〜)

□成田19:50発NH833/ホーチミン7:00発NH834 が本機材に変更される予定(9月1日〜)

*羽田便は、羽田17:20発NH963/北京8:25発NH964 が本機材。

◆7月24日から767に変更予定。

▲成田18:45発NH921/上海10:15発NH922 のみ767-300で運航、ほか全4便が本機材。

+羽田8:55発NH859/香港14:30発NH860 が本機材。


こちらもシート幅が40cmと狭いです。さらにシートピッチが79cmと狭く、足元も窮屈に感じるかもしれません。これでも欧米方面の長距離線に使われているというから驚きです。ますますプレエコに逃げたくなりそう・・・

ちなみに、ビジネスクラスの配置が異なっているように見えるのは、座席タイプが異なるためです。169席タイプにはフルフラット可能なシート(ANA BUSINESS STAGGERED)が装備されていますが、240席タイプはクレードルタイプ(ANA BUSINESS CRADLE)となっています。



ボーイング787-9

215席タイプ 246席タイプ
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シート幅 約40cm
前後間隔 約86cm
シート幅 約40cm
前後間隔 約86cm
成田~シアトル
成田~シンガポール
羽田~パリ
羽田~ミュンヘン
成田~デリー(※)
成田~ムンバイ(▲)
成田~バンコク(★)
羽田~北京(●)
羽田~シドニー

1機はR2-D2 JET
羽田~バンクーバー
成田・羽田~ホノルル(*)
羽田~シンガポール(2便とも)
羽田~バンコク(2便とも)
羽田~ジャカルタ(■)


※週2回程度、787-8(169席)で運航の日あり。

▲4月28日からは787-8(169席)に変更予定。

★成田16:55発NH807/バンコク0:30発NH808 が本機材。

●羽田9:25発NH961/北京15:35発NH962 が本機材。7月24日からは成田便も本機材に変更(従来は767)。

*成田21:35発NH182/ホノルル12:45発NH181 は6月1日から本機材に変更(従来は767)
 成田18:40発NH184/ホノルル9:30発NH183 は9月1日から本機材に変更(従来は787-8)

■8月から運航開始の深夜発便は787-8(240席)の予定


215席タイプは長距離用、246席タイプは中距離用、と大まかに使い分けられているようです。 787-9はまだ全て納入されたわけではないので、全機揃うまでの間は787-8など他機種との入れ替えが多くなると思います。いずれにせよエコノミーの詰め込みは変わりませんが・・・



まとめ

詰め込みと言われる機材のシート幅は約40cmのようです。ほかの機材でも45cmを超えることは無いので微々たる差かもしれませんが、長時間のフライトになると疲労の溜まり方が変わってくるものです。


老朽化した機材が787などの新機種に置き換わっていくのは結構なことだと思いますが、見方を変えれば詰め込み機材が増えていくことでもあります。JALと対照的なこの戦略、果たして利用者の反感を買うのと利用者が慣れていくのとどっちが先になるのでしょうか!?


追記:ユナイテッド航空についても同様にまとめてみました。 arnyuki.hatenablog.com