ARNYUKI

生真面目マイラー参上

旅行とエアラインが大好きな機械系エンジニアのブログです。2016、2017年度ANAプラチナ。SFC取得。2018年度JALサファイア&JGC獲得。

エアラインいろいろ ~コパ航空編~

GWと夏の長期休暇には海外旅行をすることが多いのですが、今年の夏休みはせっかくアメリカに住んでいるのだからと思い立って南米のペルーに行ってきました。

サンフランシスコから首都リマまでおよそ7300キロ。東京~サンフランシスコが約8300キロ、東京~シドニーが約7800キロらしいので、それよりちょい近いぐらいです。

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地図を見て気付きましたが、北米と南米ってこんなに東西にずれてるんですね。どおりでサンフランシスコとリマが時差2時間もあるわけだ。




・・・さて、問題はどのエアラインで行くか?




海外旅行はなるべく現地の航空会社で行く主義なのですが、ペルーのエアラインはサンフランシスコに就航していないのでどこかで乗り継ぎが必要なうえ、いずれもStar Alliance加盟ではないのでマイルが貯まらない。。。ということで、エクスペディアで探してみたらちょうどいいのが見つかりました。



コパ航空
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詳細はwikiに譲りますが、運河で知られるパナマの航空会社で、旧コンチネンタル航空・現ユナイテッド航空との結びつきが強いことから、Star Alliance加盟でかつロゴマークがなんとなく似ている、ということです。*1

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路線展開を見てみると、パナマをハブにして北米~南米間の輸送に力を入れているようです。パナマという国自体には航空需要はあまりなさそうなので自然な成り行きですね。サンフランシスコには2015年に就航したそうです。 f:id:arnyuki:20160902161926j:plain


ペルーがちょうど独立記念日の連休でハイシーズンだった割には、往復85000円程度でチケットが買えたのでラッキーでした。

今回はリマとの往復で合計4便に搭乗しました。それぞれ少しずつレポートしてみます。



①CM209便 サンフランシスコ→パナマ

23:19発で7時間弱の夜行フライトです。機材は737-800でした。コパ航空は777みたいな大型機は1機も持っておらず、ほとんど737で運航しています。

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機内の写真が取れなくてすいませんが、この便は長距離用機材で個人用モニターが完備されていました。

出発直後は飲み物とスナックだけで、到着前に朝食がサーブされます。スクランブルエッグかフレンチトーストのチョイスで、スクランブルエッグを選択。

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途中ちょっと揺れましたが無事にパナマ到着。

②CM131便 パナマ→リマ

パナマ空港は乗り継ぎメインの空港のため、出発と到着のコンコースが同じになっており、乗り継ぎ客はパナマの入国手続きは不要です。*2
夜行便でヘトヘトだったのでコパ航空のラウンジで2時間ほど休み、次の便へ。

機材は同じく737-800でしたが、短距離用機材で機内エンターテインメントがありませんでした。

機内食だけ写真が残ってました。2つ選択肢があって、ビーフを選択。
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③CM492便 リマ→パナマ

AM4:45発という日本では考えられないスケジュール。空港への移動もあってほとんど寝る時間ありませんでした。

飛び立つ前から寝ていたと思います。食べ物の臭いで目が覚め、すぐそこに機内食のカートが来ていました。到着直前に朝食がサーブされます。トーストとパンという組み合せはさすがにちょっと・・・
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④CM208便 パナマ→サンフランシスコ

この便だけビジネスクラスに座ることができました。コパ航空ではビジネスクラスの空席をエコノミー客に対してオークション形式で売っており、出発直前の段階で入札額が高い人から順にビジネス席を割り当ててもらえるシステムになっています。今回は長距離フライトの①と④だけ応募してみました。

結果、300ドルを賭けた①は落選、350ドルを賭けた④は当選!となりました。金額については色々見方はあると思いますが、JALのプレエコ当日アップグレード*3が300ドルであることを考えれば"破格のビジネスクラス"だと思います。

座席は通路挟んで2-2の4列配置で、エコノミーの6列よりもゆったり。フルフラットとはいきませんが、リクライニングとフットレストのおかげで楽に座れました。

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出発直後のサービスは軽いスナックと飲み物(食べかけですいません)。
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到着前に昼食がサーブされます。メインはチキンか魚のチョイスで、魚を選択。
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食後はもう一度ぐっすり寝て、ビジネスクラスを最後までエンジョイしてサンフランシスコに到着しました。




おまけ:ペルーのエアライン

今回の旅行ではペルー国内線も利用しました。

LC Peru

預け荷物を含めても片道1万円をゆうに切る価格で、さすがLCCです。
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LATAM Peru

チリのLAN航空とブラジルのTAM航空が合併してできたLATAM航空に、LANの傘下だったLAN Peru航空もくっついてきて現エアライン名になっているらしいです。もともとLANがOne World、TAMがStar Allianceとアライアンスが別々でしたが、合併後はOne Worldに入っています。
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と、エアライン紹介より旅日記みたいになってしまいましたが、今日はこの辺で!

*1:他にも、ラウンジ名称が似ている(United ClubとCopa Club)、搭乗順がgroup 1-5で区別される、など色々そっくりでした

*2:シンガポールも同様の理由で、乗り継ぎ客は入国不要。一方アメリカは乗り継ぎでも入国審査を受けないといけないので面倒です。

*3:JALではプレミアムエコノミーが当日空いていればエコノミーから有料でアップブレードできます。こちらはオークションではなく先着順です。